今まで私が使用した大学入試数学の全参考書全問題集

今まで数年間の大学受験勉強の中で使って来た全参考書全問題集を列挙して行きたいと思います.私自身は大学受験勉強からは離れましたが学参は不定期にチェックしていますので最近出版された本で良さそうな本も含んでいます.使った順番では無く,あくまで今記事を書いて行く中で思い付いた順番に書いて行く事を御了承下さい.(参考にする成ら,この順番に取り組めと言う訳では無いし,そもそも全部に取り組む時間は無いと思われる.) 自分が所持している物で旧課程の物にはタイトルに III・C の C と有るのですが,改訂版で特に問題無いと思います.

マセマ出版社
右も左も分から無い状態で取り組んだのがマセマ出版社でした.
・合格!数学 IA, IIB, IIIC,合格!数学IA, IIB, IIIC実力UP!問題集
はじはじ (初めから始める) や元気が出るシリーズも有るのですが,私は合格シリーズから始めました.
・頻出レベル,ハイレベル
「文系・理系」と題して有る物にも取り組む,すなわち全4冊やりました.
数検1級が取れ,東大プレで理3A判が取れた年にはマセマシリーズの本は 1回も開いていません.ですので受験学年前には終わらせて置く物で有ると同時に復習し無かったのは失敗だったのでは無いかとも思っています.

河合出版の
・やさしい理系数学
・ハイレベル理系数学

有名な本ですが,誤植が多い,答案の 1行目を書くまでにどう考えれば良いかの解説が無い,問題が有名問題や典型問題で対称性が高い等の綺麗過ぎる (実際の模試や入試ではもう少し込み入った設定や汚い数字の物が出て来る) ,有名過ぎるが故に,特に東大模試では類題が避けられるので今現在では余りお薦め出来ません.別解が多くてもその背景は結局他の多数の本の類題で学んだ後で確認すると頭が整理される様な感じで全くの初見だと必要以上に時間が掛かりそうな感じがします.まあ今後も私が趣味 (興味が続けば) で受験数学に触れる際に改訂される度に買う問題集では有ると思います.

2018年現在で最も良い標準的な問題集は安田亨氏の理系の難問徹底攻略 数学I・A・II・B・III (シグマベスト) か,新数学スタンダード演習か,荻野 3部作だと個人的に思います.

安田亨氏の本
・理系の難問徹底攻略 数学I・A・II・B・III (シグマベスト)
考え方がしっかり書かれているのが良い.問題の難易度の幅が広過ぎるのと安田節が控え目なのと大数本誌を購読している人に取っては焼き直しが多い (?) 事が低評価が多い理由だとは思いますが,私は大数本誌は購読していませんでしたし,塾・予備校の講習は 1回も取った事が無かったので目から鱗の連続でした.
・入試数学伝説の良問100―良い問題で良い解法を学ぶ (ブルーバックス)
古いですが,高難易度の問題で解説が詳しいのが良い.解説でどうしても分から無い物は拘り過ぎ無い事.
・東大数学で1点でも取る方法 理系編
東大数学の過去問でまず取り組むべきなのはこれでしょう.やはり解説が詳しく考え方の点でどうすれば良いかが詳述されているのが良い.(解説が詳しいとは1口に言っても,答案の 1行目を書くまでにどうすれば良いかが書かれた物が良いので有って,後付けや背景知識が書かれた物はそれはそれで殊勝な事だが思った程役には立た無いと思う)

・新数学スタンダード演習
やさ理・ハイ理に比べると,新数演にも言えますが,数値や設定が適度に汚いのが実戦的で良い.解説も端的で良い.
実を言うと,昔はこうした端的な解説は鼻に掛かった感じがしたので大数は大嫌いでした.ですが,それは基礎が出来てい無かったから.今はまあ本誌は買っていませんが,この記事内で挙げる東京出版の問題集は良書だと高く評価しています.
・新数学演習
有名ですが,これに取り組む場合は必ずスタ演をこなしてからにして下さい.東京出版系の本に取り組んだ事が無い方は特に.大数特有のクセには有る程度慣れて置か無いと効果は激減する気がします.
新数演の旧版は機会が有れば是非とも入手した方が良いです.あくまでも有ればの話で他のまあ例えば考え抜くシリーズ等を完璧にすれば要らないですが.他の教科も含めて絶版だが有ると嬉しいのはこれと土屋の古文100即効 化学計算問題でるとこだけ! (合格文庫 47) 位です.
・解法の突破口
高レベルな本ですが,解説が詳しいです.
・考え抜く数学
・もっと考え抜く数学
・考え抜く数学 理系編

2018年現行の大学入試用の数学の問題集で最も難しいシリーズだと思います.上限1杯1杯のレベルがどの様な物か確認出来ますが,解説を読んだら意外と苦労せずに理解出来たとかそんな感想も持てるかと思います.
実は東大模試の類題がかなりこのシリーズに収録されています.数学で稼ぐには取り組ま無ければ成らないですが,これらに取り組む前に掌握シリーズに取り組んだ方が良いと思います.

荻野 3部作
・荻野の勇者を育てる数学III・C
・荻野の天空への理系数学
・最高難度の理系数学―選ばれし者たちへ

何故か自分とこの 3部作とは相性が良かった見たいです.傍から見ると解説の少なさが目に付きますが,1言コメントがズバリ的を射ています.余白が多目で見易いのも良いですし,答案の日本語の少なさも自分が答案を書き上げる上で最も参考にしました.日本語の言葉を多くした方が良い問題も確かに有るのですが,東大数学では例えば,座標や解析分野での変数や記号の設定は図よりで O.K. です.
典型問題が多く,その多くがやさ理・ハイ理と被っています.全くの初見ではこちらの方がスムーズに解法を学べると思います.

駿台文庫の実戦演習シリーズ
・数学I・A 実戦演習 <改訂版>
・数学II・B 実戦演習 <改訂版>
・数学III 実戦演習 <改訂版>

ピンク色の表紙で 2018年現行の駿台文庫の数学の問題集の中では最も難しいとされる物です.1冊の値段が 1,000円未満で安いですし,量をこなすのに最適だと思います.

・入試数学の掌握3部作
有る程度のレベルに達すると必ず役に立ちます.過去問に取り組む前に取り組むのが吉ですが,基礎から積み上げてとかアレもコレもやってからとか何かと理由を付けて先延ばしにしてしまう人は思い切ってやり始めちゃった方が良いかと思います.

・改訂版 世界一わかりやすい 京大の理系数学 合格講座 (人気大学過去問シリーズ)
考え方がとてつも無く詳しく書かれており,京大志望者以外の方にも参考に成ると思います.

・数学ロングトレイル 「大学への数学」に挑戦 じっくり着実に理解を深める (ブルーバックス)
無印,ベクトル編,関数編の 3部作です.学参コーナーには無い本ですし,1回読んだ位でほとんど内容を覚えていないですが,良かったと言う印象は強く持っているので挙げさせて戴きます.(<-こんな取り上げられ方は正直迷惑かも知れ無い)

河合出版の教科書だけでは足りないシリーズ
・データの分析
・複素数平面

このシリーズの本はこの 2冊はマストだと思います.データ分析の方は能率的で実戦的な方法が載っていますし,複素数平面の方は体系性・網羅性に優れており,複素数平面の分野では全参考書問題集と比べてもこれがベストだと思います.
このシリーズのこれら以外の本は立ち読み程度の確認で恐縮ですが他の問題集で足りそうな感じでしたが,整数は有っても良いかなと言う感じでした.

・これからの大学入試に必要な数学の「思考力」を鍛える問題集 (河合出版)
所謂非定型で新傾向と言われがちな問題ばかり集められています.思考力を鍛えるには打って付けだと思います(誘導に乗ると言う問題も多いが).

・数学重要問題集 (数研出版)
やさ理・ハイ理等とは違いきちんと現行の入試傾向を反映した問題で構成されているのが良いです.別冊の公式集も良い.難易度は新数演等に比べると相対的に易しいと言うだけで取り組んで見ると意外と穴や抜けが発見出来るかも知れません.
理科でもそうですが,重問は学校採用が多いので本番で類題が出た時に重問に取り組んでい無い方々が著しく不利に成ると言う状況が生じ得ます.

・ここに気づけば! 東大・難関大「数学」入試問題があなたにも解ける (じっぴコンパクト新書) 京極 一樹 (著)
東大の過去問を中心に解説していますが,解説が私には分かり易かったので.解答で荻野氏以上に日本語の言葉を省略した部分が有りますが,そこは自己責任・自己判断と言う事で.新書で 1,000円未満で安いです.

・合格る計算 数学I・A・II・B (シグマベスト)
・合格る計算 数学III (シグマベスト)
・合格る確率+場合の数

受験勉強全般を通じて取り組むべき本だと思います.計算の方は初期に集中的に取り組み,後は忘れ無い様に確認する.
但し,確率+場合の数は初見では原文改変の無い他の総合問題集に取り組んだ方が記憶の定着が良い様に感じます.受験勉強全般を通じて取り組むべきでは有るのですが,その密度は合格る計算とは逆で後半に成るに連れ,上げて行くのが良いと思います.かなり難しい問題も有りますし.

・組合せ論の精選102問 (数学オリンピックへの道)
・三角法の精選103問 (数学オリンピックへの道)
・数論の精選104問 (数学オリンピックへの道)

入試用では無く,競技数学用の参考書ですが,入試用にもかなり役に立つと思います.
大学受験生でも数学上位層 (ガチで競技数学に出る様な方は私等より数学が遥かに出来るので除く) 成ら説明解説部分と前半 50問 (1部どうしても理解出来ない物は除く) は理解出来るかと思います.
組合せ論の精選には新数学演習で難易度 D の問題の元ネタが有ったりします.
三角法の精選はこれら 3冊の中では最も取っ付き易く,後半50問も,すなわち 1冊全てを理解する事も可能だと思います.
特に整数問題分野を扱っている数論の精選は,大学入試用の学参だと体系性に難が有ったり記号・手法の漏れが多いですし,東大数学だと本に載っている問題の類題がかなり多いです.

東大数学の過去問解説ですが,自分がまず取っ付き易かったのが,安田亨氏の東大数学で1点でも取る方法と,Ryo Saji さんの https://www.youtube.com/user/ron4310 です.その後は教学社 27ヵ年か駿台文庫の 25ヵ年が宜しいかと.大は小を兼ねるとして聖文新社の 50ヵ年をこの weblog の過去記事では推していたかも知れませんが,忘れて下さい.問題の重要度は近い年の方が重要ですし,解説の詳しさも考慮してです.
最近東大数学を解説されている YouTuber 様もいらっしゃいます.中々良さげな感じですが余り観てい無くて御免なさい.

その他
東大京大北大東北大名大阪大九大東工大の 50年以上の問題を載せた website:
http://server-test.net/
東大京大の 50年分以上の解答を載せた website:
http://www5a.biglobe.ne.jp/~t-konno/
100以上の大学の100年以上の年度の問題(抜けも有る):
http://mathexamtest.web.fc2.com/index.html

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数検1級取得しました.
個人的な連絡は,hermitvseinsiedler@_@gmail.com
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あまり見ないかも知れないのでその場合は twitter の方へ.
twitter:https://twitter.com/A603zw
そもそもネット接続自体減らして行く事になりますが...

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